芸の細かさが異常な作品
主要キャラ以外のモブキャラ全員に個別の立ち絵と音声、目パチ口パチ搭載、さらには殺害CGも差分付きで用意するなど、こだわりが凄いです。猟奇シーンも他のゲームなら、黒い背景に赤いエフェクトだけ書いて済ませるような場面もしっかり丁寧にCGで表現しているので、耐性無い人は要注意です(特に逆さに貼り付けされた巫女さんが股を斧で裂かれるシーンとか)選択肢も多く、シナリオを読み進めるだけではなく、島の至る所に移動したり、その時の状況によりシナリオに細かい変化も多いです。一例として、主人公が謎の人影に岩を落とされて寸での所で回避するシーンがあるのですが、その時ある場所に置いてある漬物石を持ってこのシーンの所まで進めると、岩を避けれずにバットエンドになります。何のCGもない見る必要のないバットエンドですが、普通気付かないような細かいフラグがけっこうあってそれを探すのも面白いです。