良作にはもう２歩ほど足りないか（長文は極力ネタバレ無し）
ブランド作品プレイ経験：無し
昔住んでいた場所に帰ってきた主人公が落着（おとしがき）研究会という怪しげな部活に入部する事になる物語。
なので本編中にも落書を探す探索パートがある……が、正直あまり意味が無いというか、面倒。
一応全ての落書を探す事でギャラリーに特典があるが、別の形でシナリオに厚みをもたらして欲しかった。
（主軸の話には落書が絡むが、サブの余計な物が多すぎる）
後は絵は好みなのだが表情が微妙な感じがするので、そこが残念。
自分は2,000円以下で買えたが、そのくらいなら有りかな、と。
セーブ：９０箇所＋クイック＋オート１０箇所＋止めた所から再開機能付き
シナリオ：３ 雰囲気が好きな所はあるがそこまで。
キャラクター：３ ↑に書いた通り表情含めて好みなら４だった。
ＢＧＭ：３ 普通。
ＯＰ：３ 曲はまぁまぁ好き。でも普通の範囲は超えないか。
システム：３ シーンの変わり目でシーンタイトルが表示されるのでセーブのタイミングが取り易い。レスポンスも悪くない。
外付けHDDにインストールしたのにセーブファイルがＣドライブに作られるのだけが不満点。それが無ければ４評価だった。
主人公：３ 要らないトラブルを起こしている感じがするのでその辺で減点。もう少し態度が格好いい主人公であって欲しかった。
プレイ順：美登里→亜依→吟雪
好きな順：亜依＞美登里＝吟雪
■桜庭亜依（キャラ４・シナリオ４）
ある意味体験版部分で既にフラグが建っている娘。
本編では更なる理由で恋人へと近づいていく事に。
個人的にはその「恋人になる過程」の部分でも結構楽しめたので評価アップ。
■千房美登里（キャラ４・シナリオ３）
亜依とは逆に付き合うまでの過程が微妙。そこだけで言うなら評価２。
プレイ前は美登里＞亜依だったが、シナリオのせいで逆転。
付き合った後に出てくる問題の解決方法としては３ルートで一番しっくり来てるので、そこも含めて評価３。
■白鐘吟雪（キャラ３・シナリオ３）
二人の関係が近づく切っ掛けが一番突飛。（でも悪くは無い）
その後は可愛い所も見られるので、その点で評価アップ。
まぁ元の興味が薄かったので一番という訳では無いが。
（亜依３・美登里４・吟雪２→亜依４・美登里３・吟雪３といった所）
前半の主人公がちょっと子供だったので、そこが減点対象。