期待外れだった。
星メモ好きだったので購入したが、設定は無理があるし、無駄に長いしテンプレートのようなキャラの言動で辟易した。テーマは死生観扱ってるから、後半は良い話になってるはずなのにそこに至るまでがあまりに強引。
以下、詳細。
【悪かったところ】
◆細かい設定の粗、違和感の多さ
・女子高、職員も女性にも関わらず男が保健のセンセーとして赴任するという設定
・しかも、そのセンセーが性教育も担当するというトンデモ設定(国語とかじゃダメなのか…
・それを受け入れる女子生徒(なぜ???
・なぜか、主人公をどんどん好きになっていく女子生徒たち(テンプレのハーレムものかと思った
・魂人が人に見えるか触れるかなどの設定の揺らぎ。(幽霊だから通常は触れないとか、もっとあっていいだろ…
・上記の幽霊である特別感がないせいで、通常の人間と変わらな過ぎて死生観の議論になってない気がした
・シロバナとの出会いで「抱け」と言われて本当にいきなり抱くやついる??
・シロバナの死因が割としょうもなかった
◆テンプレート展開、表面的で内容薄い
・姉を探して送り返すのがライフワークの割に姉を見つけ出すのが早い。あっさり見つかる
・姉も記憶喪失でその記憶がなかなか戻らないのかなと思ったら、あっさり記憶戻る
・姉が送り返されたと思ったら勘違いで普通に大丈夫でした、でかなり萎えた
・キャラクターの能力誇示が中二スタイルで辟易した。そんなバトルものじゃないだろこれ…
・山代とのバトルも言霊であっさり終着。もっとバトルしてもいいのでは…
・演説で魂人がみんな町から一斉退去(思いを遂げてというよりは、避難訓練みたいだった
・一斉退去したから、あっさりヒロインの霊障治る(こんなすぐに解決するのか…
◆冗長で中だるみが酷い
・面白い展開(七不思議、霊障)に至るまでの日常シーンが同じことの繰り返しでだれてしまった
・町から魂人をかえした後に核心部分を持ってきたせいで、エピローグを長々見せられている気分になった
・ラストは何度も現代と回想を行き来するせいで非常に冗長に感じた。回想部分は単体でまとめて欲しい
・上記に加えて現代の日常シーンもカットインされるのでさらに冗長に感じた
・章立てがないし、一本道なのでいま自分が物語のどのあたりに来ているかが分からなかった
◆目立っているサブキャラの立ち絵がない
・山代、夏秋冬は明らかにキャラ立ちしているから立ち絵が欲しかった
・玲子や麻衣子さんも欲しかった
【良かったところ】
◆音楽 シーンに合っていて良かった
◆絵 立ち絵とCGともにクオリティが高かった
総合的に見て、雰囲気良さそうだなテーマ重いしそれなりだろ?と思って買うと地雷。
ちょっとシリアス要素があるキャラゲーの立ち位置でプレイするのがオススメ。
自分は前者のスタンスでプレイしたのでこの感想になりました。次回作はうーん、、