うん。だから、だーから、価値はなくなくないよ。
毎回既読スキップがここで止まるせいでこのセリフだけ覚えてしまった。
話の展開は相当面白かった。
絶対名作だろうと思ってたんだが途中から完全に失速したのが残念すぎる。
具体的にどの辺から失速したんだろ。
終盤のラスボスバトルは完全にダレてきてたけどそれ以前なら連続猟奇殺人の犯人分かって以降になるんかな。
ずっと主人公が疑われてるわけだけど真犯人分からないからそこのとこで追い込まれていく緊張感みたいな面白さで引っ張ってきてたと思うからその辺の謎がほぼすべて明かされてからだとそりゃ失速するわな・・って感じ。
この作品だと1度ノーマルエンドで種明かしした後で個別回収していく形になるから特にね。
個別は個別で面白いけどあくまで本筋の補足みたいなもんだし1度クリアすることで一番大きな謎が解けてんのは痛いわ。
でも真犯人。
あれ当時驚かれてたんだろうか。
そりゃまあ意外と言えば意外なキャラではあるんだけどそこまで印象に残るキャラでは無かったから「あーお前かー・・。ふーん・・。」という感想しか出ない。
共犯になるヤスも途中から露骨に怪しかったから特に驚いたとかは無かったのだけど。
個人的にはこっちより探偵事務所?あの刑事の人と仲良かったおばさん。
あの人が向こう側の人間だったことが一番驚いたわ。
気のいいおばさんの印象しか無かったからなぁ・・。
バトル描写もどうなのかなぁ・・・。
ここに盛り上がりを感じれるなら最高の作品になるんだろうけど。
そもそも一応黒幕になる野呂瀬が問題なのよ。
途中まで後ろ姿しか分からないんだけどそのおかげで大物感というか切れ者って感じが結構してたんだけど後半?かなぁ。顔出ししてきたらものすごい小物臭い顔しててなんかがっかりしたわ。
それと主人公。
まぁ癖は強い。
別にキモオタ設定はどうでもええけど割と歪んでんだよね性格。
基本無害なぶんだけマシではあるけど。
見てて気持ちのいいタイプではない。
ふひひとか笑う奴とか嫌やろ。
自分は主人公ボイスは感情移入の邪魔になるからどんな作品でも最初にオフにするけどそれが幸いしたのかそこまで強い不快感は無かったかもしれない。
でも声ありであれやられると続行出来たかどうか怪しいものがある。
ただ、見ててイライラすることも多々ある彼ではあるけどあんな状況に直面したらあの情けない反応はむしろ自然だとも思う。
あの情けなさが緊張感を増してくれるから一応この主人公設定も正解ではあったのかなと。
でもなんかチラッと見た情報では続編とシュタゲもこれ系の主人公らしいのが軽くうんざりするw
気付けばマイナスの感想のが増えてたけど面白かったし物語への引き込み度は相当なものがあったのは間違いない。
だから続編にも結構な期待はしてる。
最後にヒロインの印象だけど純粋な可愛さでは多分七海なんだと思うけど一番好きなのはセナさんになるかな。
セナ単体もいいんだけどセナ&梢のコンビも好きだった。
梢は本来なら好きなタイプのヒロインではないんだけどなんか癖になるというか不思議な魅力のある子だったw