さかき傘シリーズでは一番面白かったような気がする
全ルートが一定以上の面白さのとても良くできた作品。
この手のジャンルはテンポと勢いさえあればなんとかなるなと改めて思わされた。
会話もある程度面白くてテンポもいいしシナリオも一気見させるくらいには面白かったと思うし
ちょい多めのバトルもダラダラしてない。
唯一気になるのはLive2Dとかいう絵が動くやつなんだけど個人的には段々見慣れてきたのもあってそこまで
気にならなかったけど割と頻繁に絵がおかしなことになるんでそこが気になるなら結構なマイナス要素になるかも。
個別はほんとに良く出来てるなぁって印象。
女５男１の個別に真ルートで７つ。
男の個別ってのがなんか珍しくていい感じ。
個別だけで言うなら特に面白かったのは伏姫と天国とネネ。
天国なんかはラスト付近は作中で一番印象に残るかも。
逆に特に虎徹ルートなんかだと面白いんだけどあまり仲間仲間仲間って強調されると胸やけ起こしてしまって
多少うんざりすることもあった。
仲間大事は理解してるけど言いすぎるとなんかなぁ・・・て感じになる。
真ルートの回姫譚。
展開の面白さだけなら間違いなくこれが一番良かったと思う。
主人公のライバル的な友人でもある国綱に急にスポット当たりだして終盤はこっちが主役のような感じになってるのが
個人的には面白かった。
ただ、開幕から個別が嘘のようにキャラが死ぬ。
それは出番の多かったキャラからモブまで色々。
こんなに犠牲出してどうすんのやろと思ってたら時間巻き戻しという予想外の解決法。
これなぁ・・・まぁこれしかないんだろうけどこれだと以降のキャラ達が今までのキャラ達とは姿かたちは
同じだけど多分別物になると思うんでなんか複雑な心境になる。
だからって殺したキャラそのままでも後味悪いしなぁ・・。
この後も各キャラのアフターあるみたいだけどこれは今回はやってない。
今はいいか～ってのもあるけどそこまで入れ込んだヒロインがいなかったのも大きいｗ
個別とかやってたら勿論愛着は沸いてくるんだけど見た目かなぁ・・。個人の好みの問題だけど。