パッケージの印象や、プレイ内容に反して不思議に空虚でニヒリズム(うわ!)あふれる作品だった。
絵はちょっと古臭い。胸やお尻を強調しすぎていて、下半身が土偶みたいに
見えたりするのは残念。
乳首が取り外しできるように見えるのもちょっと。
立ち絵は、フェミレスの制服の時はいいが、私服になると途端に
肩や体型がいかつくなる。
なつきの体型が「棒のよう」とあるが、全然棒じゃなかったり、
立ち絵とは別にメッセージウィンドウに絵が用意されているが、
立ち絵は笑顔なのに、ウィンドウでは怒った顔だったり差異が気になった。
真奈美の緑色の髪の毛や、春奈のピンク色の下着など色がどぎつく、下品に見えた。
ミニの制服を着せるプレイがあったが、元々の制服がエロすぎなので、そんなに
違和感を感じず。
香苗が2人っきりの時はベタベタ甘えて、舌足らずな口調になるのにやられた。
一緒に夜中にアニメ見たり、主人公のことを「パパ」と呼んだりするのがもう…。
「お前に話がある」
「幸せなこと?嬉しいこと?」と言ったシーンは泣ける…。
香苗には是非とも主人公以外と幸せになってほしいものだ、と思ったが、
香苗エンドで、「育て直しているのかも」というセリフがあったので、少し安心。
ヒロイン達の中で一番気の毒なのは真奈美。
大学にこなくなった主人公を心配してミイラ取りがミイラになってしまった。
緑色の髪の毛と触覚に、でかい眼鏡でカマキリみたいな外見も哀れ。
学校にも凌辱者の手が伸びる、とあったが、女性視点という以外に
見るものはなかった。全裸にして住宅街で乱交には逆に白けた。
ファミレスが舞台でなく、性格破綻気味の主人公でさえも
いなくなるとつまらないものだな、と思った。
出番が多く、いいキャラをしていた店長にもボイスが欲しかったな~。
ファミレスものということで手を出したが、絵は苦手、プレイ内容は露出や
乳房にスタンガンを押し当てるなど、ちょっとハードでついていけなかったが、
制限速度マイナス5パーセントでバイクを走らせたとか、こういうキザな言葉が
サラリと出たり、ハーレムシーンでも受身でダルそうな主人公は新鮮だった。