パッケージ裏に「軽快なテンポの萌え活劇とシリアスなストーリー重視」と書かれているが、ストーリー重視の人は前半の茜の口癖にへきえきし、逆に前半のコミカルさが好きだった人には後半は重いのでは?と思う。二兎を追う者一兎も得ずで、燃えも萌えも中途半端。
声は飛ばしてしまうのに、霧と主人公の声だけは聞き飛ばさずに最後まで聞いた。
男性陣もHシーン以外フルボイスなのはいいが、神崎の声があっていない気が…。
「3ays」のヴァルターと多分同じ人で、ヴァルターでも思った事だが、
キャラ絵よりも年寄りじみているように聞こえた。
刺客一の上ずった喋り方とかは面白かった。
原画はねこにゃん氏。有名な方ですが、着物を描くのが苦手なのか、
はたまた描きなれていないのか立ち絵に華がなくて地味な印象。
裸になるHシーンは上手(笑)
和泉の着物の帯紐や、帯揚げが省かれているのは着物好きとしては気になる。
こういうところや、お姫様という設定なのに柄なしの無地の着物が
なお地味に感じる原因なのかもしれない。
全体的にセピア調の背景にくらべ、塗りがキラキラアニメ調なのが少し違和感。
構図もごくごく普通。(というか、やや単調)
Hシーンがあるキャラは4人。
最低5人攻略がデフォルトな現在からすると少なめ。Hも2回あるのは和泉だけ。
HCGが1枚あるキャラもいるが、事が終わったあとのCGなのでなんとも中途半端。
CGを見る限り、霧って利き手は左手?
テキスト読み飛ばしたかもしれないが、読み直す気にはなれず。
声優さん達は頑張っているし、結構笑えるシーンもあるんだけどなぁ…。
印象が薄くて惜しい作品。