なんだかなぁ・・・
ぶっちゃけ日常と個別の展開は大した事ない。
ラストミッションはそこそこ読ませるけど、最後の最後がいただけない。
何故最後の視点をメインヒロインに変える必要があったのか全くもって意味不。
で、あのエンディングは結局は「例の症状=世界の選択が可能な能力」って事なのか?との疑問があり、もしそうであれば「気に入らなければいつで過去改変が効くって事かよ!」って思えるし、「それまでの世界はメインヒロインが抱える物が晴れて納得できる周りの環境ができる世界の為の茶番だったんか?」って感じにも取れる。
また、そういう意味の結末ではなく、ただのエピローグであるのならば、「どういう超展開があってこういう結果になったのか」が全く見えず、繋げられない。
主人公もあ~ゆ~裏設定にしてるのであれば、逆に序盤から読者に正体を隠しつつも只者ではない感を与えるクール目線をもって描く等の手法にしていれば、もう少し「G線上の魔王」みたいに興味を持てるようになったかもしれないと思うし、伏線も散らばらせやすかっただろうし、そうなれば話ももっと大きく大胆に描けたんじゃないかと思う。
あとは、CGがアカン。下手。
つー訳で、題材は面白いのに生かしきれてないし解り辛いシナリオでもったいない感じの作品。