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相馬小次郎さんのあまあねの長文感想

ユーザー
相馬小次郎
ゲーム
あまあね
ブランド
PeasSoft
得点
45
参照数
1392

一言コメント

「ダラあね」だろ!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

とにかく全体的なテンポが悪すぎる。
ダラダラしてて長いから、本筋√っぽいのがあんな中途半端で終わるハメになったのだろうか?・・・(多分、続編への戦略っぽくも見えるが・・・)

通常のそれぞれの√は、とにかく無駄にダラダラ流れるのが非常に不快に感じた。
寮の危機が訪れるまで各ヒロイン全てが、主人公に「甘えてる」と言うより「依存」して堕落している様が酷く、危機が発生してもなお危機意識が薄くて自立心に欠ける面が多々続いて成長を見せないので、萌えるどころかイライラさせられっぱなし。
特に兄嫁なんざ「これで社会人で教師なんかい!?」っつーくらい、引越し早々にダメ人間っぷりを発揮しまくりw
それに輪をかけるかのように、主人公自身が、異常なまでに過保護すぎて、特に序盤は全く共感が持てずこれにもイライラしまくる。

終いにゃ、各ルートに入っても起伏が緩く、しょーもない悩みや危機っぽい事があって、結局はナァナァで解決とかしちゃっててシナリオ的にも非常に退屈の極み。

本筋っぽい√のあれって、次回作へ続くのであればつまり、主人公のあの設定によりその血縁たる両親や兄もその設定を背負っているが為に行方不明や死亡扱いになっているのかな?
んでもって、あっちの世界から○○さんが来てるって事は、こっちの世界の○○さんとその両親は、すでに偽××によって逝かされちゃってて、その偽××が逝ったって事は・・・って感じになるのだったら余りに単純すぎる気がするなぁ・・・

つか、そーいや、本筋って題名とHPの感じからすると、それってぜってーわかんない設定でもあったなぁってのだけが見せ場なのかもwww