シリーズの期待に見事に応えて魅せた最終章
過去作は全作プレイ済み。
演出◎、シナリオ◎、エロ◎、音楽〇。
ハッキリ言って、(ギリ)ミドルプライスでは値段不相応にもほどがある出来。
モチロンいい意味で。
アリスソフトの廉価以外で、この感情を強く抱く日が来るとは思いませんでした。
まず今作は過去作とは違い、シナリオにも重きが置かれております。
ネタバレは避けて言うと、
今作は「びゃっこ氏による怪異事件」&「蓮華と万華鏡の秘密」の二部構成
といってもいい程の内容で、大ボリュームかつ濃密でした。
(「ランス10決戦」思い浮かべていただければわかりやすい)
シナリオに関しては、現代を強く意識したネタが多かった気がしますが、蓮華を可愛く見せるための演出や声優の演技は可愛くて良かった。
ろくでもない脇役存在せず、不快感を感じずに読み続けられたのも高ポイント。
ただHシーンは、後半に編重しているため、過去作経験者によってはバランス悪く感じるかも。
でも、過去作のロケーション(舞台)でのプレイを最後に差し込んだのは上手な演出だと思います。
過去作をプレイ済みならば、迷うことなくプレイするのをお薦めしたい一作です。
今までず~と伝えてきた「愛」に関しても含んだうえで、キッチリと答えを出したのも高評価をつける理由の一つです。