何かが変わってゆく瞬間 いつも突然だね
・シナリオ(8/20点)
相変わらずのシナリオ。とにかく描写が雑です。良く言えばサクサク進み、悪く言えば中身の無い話です。設定も王道中の王道で、最後まで大きな展開はありませんでした。個別にみると美穂乃がやや優遇されているようです。
・CG(16/20点)
原画さんが複数なので差はどうしても出てしまいます。さそりがためさんとちこたむさんは好きです。Hシーンに力が入ってるので通常イベントのCGが少ないのが残念です…
・キャラ(12/20点)
ねここ、久遠、ひばり、つぐみと多くのキャラがあまり好きになれませんでした。逆に美穂乃は思ってたよりもかわいかったです。
・音楽(14/20点)
BGMにはいい曲もありましたが、全体的には普通の印象です。
・システム他(15/20点)
演出はワンパターンで面白みはないです。システム面ではスキップが解除されたり、既読なのにスキップされなかったりと多少の不満はありました。
美穂乃補正 +1点
ルリア補正 +1点
以上、計67点です。
パッケージは学園ものっぽいけど学園に焦点は当たりませんね。かといって旅館ものって言うには描写不足で、結局はよくわからない状態で終わりました。如何せんシナリオの出来が致命的で、展開が急すぎます。それこそ「それは突然の…」って感じです。ほかにもいろいろ気になるところはあるんですが、少なくとも旅館のお客さんは、あんなにいい人ばかりではないと思います。
まあでも、なかなか良かったかなと思います。これくらいの内容なら、次回作にも期待したいところです。