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残響さんの初恋タイムカプセル ~幼馴染とキャッキャうふふ~の長文感想

ユーザー
残響
ゲーム
初恋タイムカプセル ~幼馴染とキャッキャうふふ~
ブランド
しとろんソフト
得点
28
参照数
922

一言コメント

しとろんファンとしていう。【ド畜生が!】

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

http://www.geocities.jp/modernclothes24/erg

これはわたしが、このゲームを「しとろんの見納め」という形で買って、一応プレイした記録です。
同時に、しとろんの美質というものを、記述したつもりではあります。

それだけに……つらい。

このブランドがつぶれたことには、なんか黒いウワサがありますが、わたし、そういうのは聞きたくねぇので、もう考えてません。
とりあえずまかろんソフトとして復活したのだから……


つらかったのは、「海原がプロットとかキャラ造形したんだろうなぁ」というのが、海原ファンとして、感じ取れたからです。

キワモノめいたキャラ造形とネタに対するセンス
みここの直系としての、幼なじみもの

それが……このように、調理されてしまった。
海原にとって、本当につらかったはずです。

だって、海原は、職人的なライターとはいえ、キャラや世界に入り込むことは、実は相当なものがありますから

じゃなかったら、魔法少女の大切なことで、榎穂のアフター話を盛り込んだり(ちなみに榎穂に惚れ込んでいるわたしとしては、原稿用紙数十枚レベルのSSかけるほどの妄想を、あの一シーンだけで考えました)、みここの神様ネタを入れたり、また、自社のネタ(ツイてる!)とか、いれませんよ!

バカやってるんだけど、実は真摯なライタなのです。

それが、大人の事情ってやつか……。

みここファンとしては、初恋タイムカプセルは、期待していました。
それだけに、こういう点数をつけたのは、しとろんへの愛ゆえに、だめなもんに対しては、だめといいたいからです。