このシナリオが、不必要で、意味のないものだとしても――
つまり蛇足ってことなんだと思います。
本当に生死の一切関係ない状況で快楽を貪りまくる話。桜庭先生のワードセンスが光ってる。
蛇足の雰囲気を踏まえれば、ある意味で後日談日常パートと言えなくもない。なんだかんだ皆が楽しそうで私は嬉しいって感じ。
美希緒の体操服がえっちだね。
あと、駄作の由貴√(って言っていいのかな?全クリ後に見られる乱交シーン)のオマージュ要素も感じた。あっちは全員、自分が化け物であることを認めて、それでも綺麗だと言い合って乱れていった。それに対して、こちらは本編で全員が化け物ではない、人間だと宣言し、あくまで人間らしくというか、純粋な肉欲に溺れているような様子だった。
自らの化け物たるを受け入れ、それが最大まで強調された駄作の乱交と、(美希緒と皇はともかく)性愛ではない快楽に身を任せた蛇足のハーレム……対比なようなそうでないような…?