この作品を忘れない限りいつまでも強くあれる
生涯をかけて何かを為す覚悟、決してスポットライトが当たらないような人生の価値、ただそれを抱いているだけで前を向ける夢や希望
全てが詰まっていた。この物語が胸に在り続けるならば、私もずっと強く生きられると思えた。
"さくら、もゆ。"という曲が"愛"と"勇気"を謳っていたように、『さくら、もゆ。』自体もそれらを強く人の心に残す作品であったのだ。
私を愛し、見守ってくれるような何かなどは思いつかないが、それでも自分が愛を忘れない限りきっと誰か何かが、と、そう信じられる。