選択することの大切さと、理不尽な不幸を理解させてくれるゲームでした
最重要のテーマは「選択の大切さ」で間違いないでしょう。
その為にカイムが悩む姿というのも必要だったとは思いますがヘタレと言われてしまうのも分からなくはない。それは、ティアを救う＝世界を捨てる＝友人たちを自ら殺す、ということでありただ単に世界を見捨てるとしか描写していなかったことからだと思う。
なのでもう少しカイムがなぜ悩んでいるのかに言及していれば評価は上がったんじゃないかなーと。
結末については賛成派。
ティアを助ける為にルキウスと戦っている時点でテーマである「選択」はできているわけなのだからあと必要なのはOPでも書かれている理不尽な不幸でしょう。
ただまあこれはティアが自分からカイムを救いおうとした結果でもあるので、カイムにとっては最愛のティアを失うという理不尽な不幸ってだけなのでそう感じたのは私だけかも。
しっかり評価されていたにも関わらずこれほどのゲームを見逃していたとは。