久々にいい作品に出会えた
他の方が書かれているように、これはいいバカゲー。そして歴史物パロディーとしての設定が非常に上手い。戦国武将のとある一面や人間関係に焦点を当て、キャラの性格や特色として非常に上手くなじませている。特に毘沙門天使は個人的に秀逸だった。
またテキストの量も多く、各キャラよく掘り下げられていると思う。若干冗長に感じる部分があるのでそこを削って、あと一人二人くらい顔ありの武将(有名どころの島津・浅井とか、あの家康ちゃんの手下に本田忠勝とか、もしくは親友キャラとか)が居ても楽しいような気もするが、そこは人それぞれだろう。
戦闘シーン自体は燃えなかったが、見せ方は悪くなかったと思う。もしニトロとかそのあたりの演出が上手い人が一人でもいたら相当化けたのではないかと思う。まぁ、それで毘沙門天使をやられると違和感があるが・・・・。籐太さんの次作には、タイトルを見る限りに戦闘シーンはないと思うので、にぎやかな日常に期待したいと思います。
このゲームにはゆっくりとした日常こそ少ないですが、にぎやかで笑いに満ちた日常やほんの少しだけ感動、各々の信念を貫こうとする燃え、戦国武将なのに萌え、といったものがたくさん(※当社比)詰まっています。個人的にオススメの作品です!