自分にとっては間違いなく名作「だったことに気づきました」
EP8発売後すぐプレイし、なんともいえない気分で色々と投げ出してしまってたのですが、
最近ふとしたことから色んな考察を読み直し、再度プレイした結果、
自分が大変な思い違いをしていたことに気づかされました。
結局島では何が起こったのか、犯人は誰か、魔女や魔法とは何なのか、
といったことにばかり目がいっていましたが、大事なのは最初から示されていた、
「私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。
一体何人が最後まで、魔女の存在を否定して、“犯人人間説”を維持できるのか。」
ということ。
つまりは、EP8終盤の選択肢で「手品」を選ぶことができるかを試す物語だったのです。
※なんというか私の貧相な語彙と表現力じゃうまく伝わらないかもしれませんが、
うみねこ考察まとめを読んでいくうちにふとどこかで意識が逆転すると思います。。。
もう一つの選択肢である「魔法」のほうがハッピーエンド風味で各種エピソードが追加されることもあり
こちらが『正解』なんだと勘違いしてしまっていました。
が、それは罠だったんですね。
「トラップは最後の最後でほんのひとつささやかに。」
とは、某トラップマスターの言ですが、まさか2作品連続でやられてしまうとは・・・。
自分でその境地にまで至れなかったのは残念で仕方ないのですが、
それに気づかせてくれた各考察サイトの皆様には感謝してもしきれません。
個別の考察などは私なぞより遥かに深くわかりやすく解説してる方が大勢いらっしゃるので割愛します。
最後に、
誤解し、思考停止していた私がいうのも烏滸がましいのですが、
ひぐらしで得た人気・名声を惜しむことなくバッシング覚悟で(むしろ狙って?)この作品を完結させた
竜騎士07様には頭が下がる思いです。
これからの作品も楽しみにお待ちしております。