若干チープ臭はするものの、もんむす系RPGで「通常攻撃」「バトルファック」「逆レイプ」の要素を全て取り入れている。その上、戦闘バランスも良かったので息抜きRPGとしても抜きゲーとしても満足できた。【以下ブログの転載】
・ストーリー、世界観
WIS系のRPGとしては短編に近いぐらいボリュームは短め。
ダンジョン攻略も前進or後退しかなく道中の罠というものも滅多にないぐらい温い難易度。
階層も【１階層１００フロア×3階】と遊び尽くすにはちょっと物足りない。
むしろ、道中で出会うもんむすとの交流がメインに置かれている。
戦闘中も彼女らはこちらの行動（攻撃、性攻撃、魔法など）に逐一反応して受け答えするので
その分、普通のRPGよりは作業感が感じない分面白かった。
・キャラ
メインヒロインが個別のネームキャラではなく、
ダンジョンに出てくる所謂「雑魚キャラ」系のもんむす。
妖精やスライムといった雑魚中の雑魚から、サキュバスや天使といったメジャークラスまで。
とはいえ、全１３種というのはキャラ数だけで見るなら多めに見えるが
モンスター数で見るならちょっと少なめかもしれない。
ちなみに、複数絵師によるデザインではあるけど、
（同人補正を入れても）このぐらいならキャラデザの差による違和感はそこまで酷くないレベル。
お気に入りは弟子入りドラゴニュート、不意打ちリリス、癒し系天使、サキュバス様。
若干妙なネーミングになってしまっているのは愛着補正ということで。
・システム
もんむすとのバトルは普通に戦闘する分には若干易しめ、バトルファックするには少々難しめといった感じ。（バトルファック勝利後にそのもんむすからスキルを入手）
基本レベルを上げれば大抵は装備品が不十分な状態でもある程度のごり押し戦法で攻略は可能。
（不意打ちチャームを仕掛けるリリムなどの例外はあるけど、攻略ヒントはちゃんとある）
ただ、階層が深くなっていくほどもんむすの攻撃も苛烈になるので、
それまでのもんむすからスキルを入手したり、宝箱からグレードの高いアイテムを探し回ったりと
ダンジョンを進んだり戻ったりして自身のレベルアップで攻略している感じがあって、いまどき珍しい面白さがあった。
ただ欠点もそこそこあって、
自作のシステムなのか、
バックログ不可、シーン回想なし、BGMボリューム変更なし
というのはちょっと残念すぎた。
・Hシーン
もんむすとのHは
バトルファック勝利での和姦、戦闘敗北での逆レイプの2種類。
実は、HPの他に、気力（MP）が０になるのも敗北条件であるので
うっかりスキルを使い切った→もんむすの快感攻撃→気力０→そのまま逆レイプ～
というコンボを初見で受けてしまい、唖然としたまま入り口まで戻されたのは良い思い出。
他にも和姦、逆レイプ共に、初回、2回目以降と状況や会話が異なるし、
もんむすに負け続けると出会っただけで身体が萎縮してこちらのステータス低下と弱くなる仕様なのも面白い演出だった。
ちなみに、同サークルの他作品を遊んだ方なら分かるが、
ここの逆レイプはあまり痛い演出は控えめで、
女性上位な状態で男性を連続射精したり、精神的に屈服するシチュエーションになっているので
内容的にはややソフトM寄りな状況が中心になっている。
ただ、サキュバスの逆レイプの完全吸精シーンはレベル１になるというデメリットを差し置いてもかなり強烈でした。
・音楽
状況によってBGMを細かく変更しているのは良かった。
特に、戦闘BGMでもんむす毎に異なっているのはGOOD！
・総評
お気軽に、WIS系ダンジョン攻略＆もんむすとのHが楽しめるRPGとしては結構面白かった。
アイテムコレクターとして遊び尽くすも良し、
もんむすとダンジョンでエロエロし続けるも良し。
ちなみに「全ての色欲を満たす」というダンジョンの謎は
ラスボス勝利後に語る【ネタばらし】で全て明らかになる。
ラスボスを倒しても、すぐにはエンディングにならず、
エンディングはお気に入りのもんむすと・・・というシステムに、ちょっとびっくりしたけど。
欲を言えば、お気に入りのもんむすとダンジョン内で暮らすというエンディングもあってほしかった。
シナリオ、世界観 ：19/20
キャラ ：20/20
システム ：15/20
音楽 ：15/20
その他 ：20/20（お気に入りキャラ補正とそのED分）