鳥肌が立つほど見事なミステリー
例の「壁画」のシーンは、おそらくプレイした人、全員と言ってもいいくらい衝撃を受けることだろう。かく言う私も、心構えしていたにもかかわらず全身が総毛立った。 梱枝りこデザインなのも相まって一見、ほのぼの系の内容に思えるが、その実はミステリ性の強い内容となっているのも面白い。 ただ、昨今やたらと見かける所謂タイムリープ系のストーリーなので、そこに僻遠感は否めなかったのがマイナスか。 それでも、良質なミステリものとしては十二分に楽しめた。