もう二度とやりたくない大傑作。
もう見たくない、もう聞きたくないと思いつつも、読み進めずにはいられない。
PCゲームのライターのエースオブエース、丸戸史明氏による渾身の一作。
丸戸氏は本作を最後に、パソコンゲームから離れ、商業作品の方へと着手してしまいました。
別にそのやり方を否定する気はありませんが、やはり寂しい気持ちは否めません。
最も、今後これ以上の作品を書けるのかどうか。懸念の気持ちを抱かせるほどの最高傑作と言っても良いのが本作です。
果たして最後の一花になってしまうのかどうか、それは誰にも分かりません。