ただのファンディスクでは済まされない傑作。本家を超えた。
本家がそこまで良いとは思えなかっただけに、このファンディスクの予想外の良さには驚かされた。
キャラのアフターやifルートなどはどうでもいいのだが、ソアリングビフォア/アフターの両シナリオが目を見張る出来なのである。
ビフォアが天音ルートの、アフターが小鳥ルートのそれぞれ後日談となっている。
ビフォアは、天音ルートを軸にしつつ、イスカ、天音、達也を中心とした友情と初々しい恋を描いたストーリー。
アフターは、小鳥ルートを軸にしつつ、各々のキャラクターの進路とソアリング部の未来を案ずる奔走を描いたストーリー。
どちらも出色の出来栄えだった。
これはもはやファンディスクではなく、完全な続編である。
敢えて欠点を言うなら、本家に入れずにファンディスクとして分別販売した点である。それくらいの傑作である。