出るべくして出た…のかな？
とりあえず、PC版も持っているのですが、もともといた3キャラの、元来エロシーンがあったところの前後が、ほとんどそのまま切り取ってつなぎ合わせただけって感じで、本当にそのシーンの直前まで話が行くのが、やっている最中は特に何も思わなかったのですが、あとから思い返すと（ノナルートあたりは）ちょっと笑えました。ストーリー自体は、ほとんど修正だけで、エピソードの追加はかなり少なかった気がします。…てか、それがあったのはひょっとするとノナだけ?
あと、なぜかPC版ではうるんだだけで止まったはずのシーンが、こっちでやると泣いてしまったのはなぜだったんだろうと思わなくもなかったです。両者プレイの間にアニメを挟んだっていうのもあるのかもしれませんが…涙もろくなったのかな？
で、追加ヒロイン2人ですが…フローラは、遊園地の一日が終わるまではよかったのですが、そこから先がナコちゃんのルートそっくりだったのが残念でした。スピニアになるって頑張っている人が3人もいるんだから、一人くらいステラウェバーになろうとしてもよかったんじゃ？とも思いました。ただ、カリン様が出たのはグッジョブ。
ユーリの方は…とにかく元気で無垢で頑張り屋な子でかわゆいです～。それだけで癒されました～。成長、初恋の主題からぶれることもなく、違和感無くあの世界に入れていたのも素敵ですね～。ただのスピニアじゃない（いろんな意味で）子で、しかもそのあたりがほとんどすべてシナリオに生かし切れているっていうのも評価できる点だと思います。あのくらいの年齢らしいきっかけから派生する大きな心の迷いと、それに対する解決方法は、少し感動しました。どこかでラストがノナと似てる～みたいなのも読んだ気がしますが、あれはあれでよかったと思いますし、私はそこまでは思いません。
ただ、全齢版だけあって、ユーリのCGは超健全なのばっかり（てか、この子だけ水着すらなし）だったので、ユーリの下着ちらっとだけ見えてるのとか1枚だけほしかったって気も、ちょっとだけするかも…。あれは意図的に書いてないですよね?
最後に、PC版のころからいえる話ですが、いかなる障害にも人の悪意がまったくないっていうのが、このゲームのとてもいい方針だと思います。