廉価版でちょうどくらい、かな？
短い、ってほどではないですが、ちょっと短めですね。値段的に廉価版で買えば納得いくんじゃないかと。
ストーリー的にベタなので悪いということはないです。ベタなのに飽きた～ということがなければ。、普通に楽しめると思います。
ルート的には、みなせが個人的には一番好きですかね。両親の死で抱える傷と義理の両親の問題、実際世間でどれくらいあるのか知りませんが、こんな傷を抱える子は、他にもいるのかなって思っちゃいました。由貴のルートもまぁ、ありがちながらも、信頼、も万能じゃないのかな～ってちょっぴり考えさせられました。
須美と委員長のルートは、どっちもいじめ関連でしたが、まぁ、あまりにありがちだったのが難点ですが、いじめについて考え直すきっかけにくらいは使えると思います。
ただ、このゲームで納得いってないのが、妙ルート以外での妙の扱い、ですね。主人公は、基本的に妙の気持に気がつかないまま他のヒロインとラブラブになってしまいます。妙はものすごく傷ついているにもかかわらず、主人公がまったくそれを背負わないというのが、どうしても主人公に文句を言いたくなります。
妙つながりで、妙のルートも、正直違和感あります。他のルートや共通ルートの間は、優しくて思いやりがある控え目な子であるにもかかわらず、本人のルートでは、なぜか、告白してないにもかかわらず勝手に感情爆発させて、主人公思いっきり悩ませます。もちろん、鈍い主人公に責任がないとは思いませんが、それでも、妙があんなわがまま言って、それで解決しておしまい～って言うのが、違和感バリバリでした。