穂波ルートにブロックをかけるべきだった気がします
とりあえず、最初のうちこそゆのはの異常なほどまでの守銭奴ぶりに、微妙に引いていたところもあったのですが、それでも、途中から…というか、とあるイベントの後からは、そんなに不快でもなくなりましたね。この子はこの子なりに、結構苦労していたみたいですしね。
ただ、ヒロイン4人って言うのが、1人1人はちゃんとボリュームあるのですが、微妙に全体のボリュームに不足を感じたのと、同じpulltopの同じ制作グループのかにしのを先にやってしまったせいか、シナリオが、ゆのはを除き、シナリオが少し起伏が緩いと感じてしまい、シナリオそのものよりもゆのはとの別れに感動してしまったので、少し評価は下げてあります。
わかば…なんというか、本当に平和というか、終始心温まる話って感じでした。ただ、さっきも書きましたが、ゆのはの別れ以外の大きなイベントがなかったのが、ちょっと物足りなかったようには思いますけどね。
椿…ラノベ書きという設定はちょっとおもしろかったです。にしても、物書きには物書きにしか感じられない苦悩ってありますよね。というか、やっぱり、自分が思っていたのよりもずっと深い解釈されて、あとでびっくりってこと、あったりするんですかね?
穂波…おとなしい感じの不思議系って感じだと思っていたので、本人のルート入ったとき、結構ビックリしましたよ。あれは一瞬、別人かと思ってしまいましたよ。
ちなみにこの子、ゆのは本人以外のルートで唯一、話の骨格に片足突っ込むんですよね。あの主人公とゆのはには、さすがに泣かされましたよ。うん、かなり感動しました。
ゆのは…結構気楽に考えていたところがあったので、この子の来歴には、かなり驚かされた記憶があります。というか、あれは、まぁ、仕方のないことだとは言え、そこまでやる必要があるのかと思いたくもなりますね…。そりゃ、大雪も降りますよ。また、そのゆのはのとった解決方法が、あまりに主人公想いで、泣けてくるんですよね~。そして、ラスト。あのラストは、人によってはご都合主義かも知れませんが、私個人としては、素直に幸せになれてよかったね、ゆのは、と言ってあげられる素敵なラストだと思います。