今回は良くも悪くも無難に来た感じ。（大ラス直前までは）前回の反省は少なくとも生かせてた
とりあえず、生産ライン別れてからの2作目ですが、今回は体験版部分での不安になる一方からうまく持ち直して、普通に無難に仕上げてくれてました。体験版だけだと前回の二の舞じゃないかと正直不信感バリバリだったんですけどね。発売日前日のドッキリも楽しかったです。いろんな意味でようやくWhirlpoolらしさも感じられましたしね。次回作はもっといい感じじゃないかと勝手に期待できるぐらいにはクオリティ上がってました。
が、まあもちろん不満点はあるわけで、大体のルートがあまりに無難すぎましたね。しかも短い…。前回ぶっ飛んで大不評だったのを恐れすぎたのかな～という気もしますが、ぶっ飛ぶよりはましですが、なんだか前座のようなエピソードで終わったり、お決まりの話だったりっていうのが多かった気がします。まあ細かい話は個別でしますけどね。あ、これも細かい話はあとでしますが、最後の最後で何故入れたし超展開っていうのも…。
シルヴィア…仮メイ…いえ、なんでもないです。ちなみに友達は見事に見破ってましたけどね。…と、余計な話は置いておいて…ルートも待遇同様前座だけで1ルートって感じでした。え、マジでそれで終わるの？って若干思ってしまいました。面白かっただけに残念でした。
紫…前の文章で想像ついちゃったかもですが、マジでテンプレなぞっただけでした。それでほぼルート終わっちゃいました。無難に始まって無難に終わった感じです。フィリアの伏線っぽいものもあった気もしますが、もはや半分忘れたという…。変に気を使って複線張りすぎて、せっかくの見せ場も半ば読めちゃいましたしね。
メリス…このルートは紫とは逆に、テンプレに近いはずなのにうまく魅せられたな～って気がしました。…単に夢魔より吸血鬼の恋愛ものの方が圧倒的に世に多いせいかもしれませんが。かのぎとか。若干メリスらしくもなく途中からずっと後ろ向きだったのが残念ですが、それくらいですね。終わりもまぁ微笑ましいレベルのご都合主義で、特に気にもなりませんでした。
真衣…このルートは素直に面白かったですね～。変にズルズルと義理兄妹にとらわれず、かつテンプレから外した展開にしてあったので、個人的には結構気に入ってます。伏線の張り方もうまくて、私は見事だまされちゃいました。まぁ少し考えればすぐわかりそうな話といえばそうなんですけどね。
フィリア…いろんな意味で本命な娘。発表された瞬間一番かわゆいとか思ったのはナイショの秘密。設定としては面白かったですね～。展開も、途中まではよかった…うん、終わる直前まではよかったんですけどね～。最後の最後でなんかオチがうまくつかなかったのか、超展開が…。そこまでしない方がよかったのに、とは思いましたね～。なぜそんなものに意思を持たせたし、っていう感じでした。それさえなければいいルートでした。その後はいい感じでしたしね～。いろいろな意味で惜しいルートです。
あ、最後に、Tips読むと、MagusTaleの中でも、どのルートのアフターになってるかそれとなく示唆されてたり。その辺のつながり考えてあったのが地味に一番楽しかったです。