雰囲気ゲーの中でも無難な部類でしたね~。ただ、山は低めだったかな~とも
初めてやったブランドだったんですけど、雰囲気の良さはなかなかでしたね~。癒し空間?終始そんな感じの雰囲気でした。友情とかも大事にした感じで、心温まる感じです。もともとそんなにはなかった伏線は無事回収されてましたし、ゆあちゃん、なんていかにもチート起こしそうな娘出てきておいて、結局ほぼチートなしでしたし。ゆあダイアリー、若干忘れそうになるルートもありましたが、これもうまくいかせてたんじゃないかな~と思います。
ただ…一言にも書きましたが、全体的に長さ結構短めの割に、ルートによっては話の山が結構低いんですよね~。誰のルートかはあとで書きますが、恋人になって、お、プチ問題発生、無事解決、次は…あれ、終わり?みたいな。それ以外のルートも、全体的には低めだった気もします。高いのもあったんですけどね。共通長いですが、個別入ってからくっつくまでもあっさりですしね。全員好感度MAXスタートだからまぁ仕方ないといえば…ですが。
あ、そうそう。忘れちゃいけないもう一つの不満点。このゲーム女の子の使い方は上手なんですけど、男側の使い方は若干下手だったり。たま~に響にいらっとした記憶が。
というわけで、個別ですが…
ゆあ…この物語の根幹にかかわるだけあって、いろいろ明らかにはなります。一つだけ先輩ルートのネタバレが入ってましたが、それ以外は基本的に他のルートとはほとんど絡みはありませんでした。話としては、話を深くできそうな部分をあえて放置してでもゆあと主人公の関係を丁寧に描いたって感じで、ちょっぴりいい話でした。あえて言うなら、このルートの大きな山の前にもう一つ小さな山があってもよかったかもな~ってくらいです。要するに、もうちょいボリューム欲しかった、です。
夕陽…パソコンで打つと真っ先に悠姫が出てきた…とかいう話はどうでもよくて…長さは少し長めでしたが、低めの山をゆっくり上ったって印象のルートでした。まぁ一番の感想は、今のうちに親孝行もしとかないとな~くらいだったんですけどね。いい話ではありますが、浅いといえば浅いです。
かなで…これは本当に山低いです。ゲームによっては付き合い始めた直後の前座、くらいのエピソードだけで一ルート作っちゃってます。友情っていいなって少し思えたら次の瞬間エンディングが流れてて、半ば予想はできてたとはいえ若干ビックリでした。やるなら最初がいいかもしれませんね。
紗雪…このストーリーは普通に深めでした。やるならゆあの直前がいいかもしれません。あ~、でも、とらえようによっては最初の方が他のルートでニヤニヤできたりして…。まぁなんというか、いかにも先輩らしい、っていう感じでしたね~。ご都合主義持ち込まず、安易な結末を選ばなかったことはこのゲームで一番評価できるルートかもしれません。まぁ、基本ご都合主義なんてどのルートにもないんですけどね。他のルートだとやるほど高い山のぼってないというか…