個別ルートの評価は真っ二つです。
ふ~む、全ヒロインから終始いじめられ続けるのでは…と微妙に危惧していたのですが、結局個別ルートでは大半がらりと変って、秋奈と吹雪だけですね、主人公苛めてたの。
共通ルートは、なんだか細切れ感があって、一瞬萎えそうになったんですけど、個別ルートに入ってそこは持ち直しました。
後で細かく書きますが、個別ルートの評価は魔法使い組2人とそうでない組2人でバッチリ2分化されてます。まあ、どのルートも比較的無難なキャラゲーでした。エルトリンデとリズが、その中でもまだストーリーあったほうかな…って個人的には思ってます。
それにしても、リズのルート書いた人って、相棒好きなんですかね?わかりにくいパロ2つも入ってましたけど…。
リシェル…メインヒロインらしいルートでした。終盤がちょっとご都合主義っぽかったですが、まあもうここまでくれば、些細なことです。まあ、完全に思い出しちゃうのもどうだろうとも思わなくもないですけどね。禁呪を使ったエルトリンデがどうなったとか、あそこまで術に関与しなかった人の記憶が残ってるの…とか。
でルート全体ですが、共通ルートからは考えられないほどリズの態度が軟化してまし絵、結構リズといちゃいちゃしている場面が多いので、それだけでも結構楽しめます。二人の仲良くなる過程や、問題自体もちゃんとしていて、このルートの質で全ルート書かれてたら、もっと点数上がってたと思います。
エルトリンデ…かなり物語の核心に近い位置にあるルートです。
この子も結構いちゃラブ成分が強くて、ストーリーとしても、エルトリンデがわざわざこの町に来た理由にも納得がいきましたし、十分及第点かと。唯一、主人公の能力の確かめ方が、おいおいと思わなくもなかったですが…。突っ込み入れたい個所は、そこくらいですかね。
ちなみに、しょうもないミスなんですけど、バックログにプログラムが見えちゃっている部分が一か所あったりします、このルート(というか、ルート入る直前の人を選択する部分で)
涼莉…はい、メチャ恋乱漫でも歌っといてください、ってなルートでした。うん、多重人格分裂ネタとしても、完全に某天神乱漫の劣化でしたね。前二人を読んでいればなんとなくわかると思いますが、後ろ二人は完全に減点要因になっちゃってます。
とりあえず、涼本人があまりに消極的なんですよね。おとなしめの子って基本気に入りやすいタイプなんですけど、過ぎたるは及ばざるが…って感じでした。
しかも、ルートの中身がそんな感じなので、ちょっとゲンナリしちゃいました。
秋奈…ふ~む、要するに、主人公の能力で秋奈の能力が中和されていた、ってことみたいですね。
とりあえず、罪の意識があまりにお互い濃すぎてくどく感じちゃいました。そりゃ、いろいろお互い罪悪感は抱えるでしょうが、あそこまで…って思う場面が何度も…。
後、意外と吹雪に次ぐ第2の主人公を苛める要因がこの子だったりして、そこが邪魔くさく感じました。