あめぐれが面白くてこちらもプレイ。評判がいいとはいえ、あの作品を越えることはないだろうと思っていた自分を殴ってやりたい。
今まで出会ってきた中で最高の大正ゲー……と言いたいところだが、クリアしてみると果たしてこのゲームは大正ゲーなのか令和ゲーなのか分からなくなる。そんな不思議な体験をさせてもらった。あめぐれで欠点として指摘されていた日常・恋愛描写の退屈さもだいぶ緩和されていたように思う。
ただ不満点があるとするなら、サブヒロインの攻略をさせてほしいというのと、連の本筋への関係の薄さに少し肩透かし感を覚えたという点。特にアララギはAnotherとして1シーンだけでも用意してくれていたら最高だった。この二つさえしっかりしていれば、正直100点でもよかった。そのぐらい気に入った。元々大正浪漫が好きというのもあるが……。