置きにきている感じは否めない
まず、僕はダ・カーポシリーズが大好きなのでこの高得点になっている。
ヒロインが追加されたことにより、無駄に多かった女キャラが存在意義の無いキャラから攻略可ヒロインになったことで、シナリオに若干の安定感を覚えるようになった。というよりヒロイン追加前の前作が露骨に「ヒロイン開放版出すよ!」という感じを出しすぎていたのだろう。そして、その安定感により「こうすればユーザーは喜ぶ」という製作者側の思惑がとても滲み出ている。それは追加されたヒロインのシナリオに多く見受けられ、そのせいで「ここが魅力」から「ありきたりであざとい」になってしまっている嫌いがある。
シナリオはキャラを引き立てる役目にのみ存在すると考えれられれば、かなり楽しめるだろう。