確かに今だったら間違いなく地雷扱いされるんだろうけど、不思議と単純に地雷と分類するのはどうかなという気持ちにさせられた。
まずは何といってもボリューム不足と描写不足なのが痛い。フリーマーケットと人形劇のイベントを削って日常の会話を増やすべきだった。せっかく主題やエンディングだけだったら面白いと思わせただろうなという出来だったのに、何でヒロインが150回も失恋を繰り返した惚れっぽい主人公を好きになったのか、また主人公もなぜヒロインを好きになったのかの説明が不足していた。(ヒロインとの日常場面がほとんど、話をしたと省略されてしまっていたため。)個別も異様に短く気がついたら何かそれっぽく終わっていたという印象を抱きかねなかった。
後主人公が幼少期IQ100の天才少年ってめっちゃ平均やん!って気になってしまった(しかもルートごとに繰り返される)。おかげで主人公が元天才設定がただのネタっぽくなってしまった......
他にもほとんどのヒロインでレイプの選択肢があったけど、これに容量割くなら日常に割いてくれと思った。
本当に主題としてはおもしろいものだったのでこれらの点が悔やまれる......