どんなに良い作品でも終わりが悪ければすべてがダメになる。作品としてはヒロイン数は多めで内容も満足できる作品になるはずだった。個別ルートのシナリオは一点を除けば問題は無かったんです。主要2人のルートの終盤に超展開があり、場面場面がすっとび唐突に終わります。伏線を匂わせる終わりかたなら理解できる。しかし、・・・・伏線なげっぱなしかい?TUREルートを省いたような話の内容で未完成といわれても仕方が無い。終盤何がおこったんだい?次回作に持ち越しという手もあるが、伏線の後味の悪さが凄まじく不快感だけが残る。このメーカーにしては珍しくシナリオに光るものがあったのに残念というか首をかしげます。普通の学園物としては上質なのになんでこうなるんでしょう?TUREルートをつくったり、敵関連(無くてもよい)の伏線を朋乃、さくら関連をみかげに振り分ければ最高の仕上がりだったはず。
主人公とヒロインが結ばれて、学園祭でヒロインに降りかかる災難を解決してハッピーエンド?
しかし、それだけでは終わらなかった。
ここまでは個別ルートのみで所要時間数時間。
テキストを数クリック後、何故か場面はどこなのか分からない闘技場にうつる。
主人公にとっては何が起こったか良くわからないが、謎の組織の黒幕と会話して、唐突にバトル。
その場面に至るまで主人公は黒幕と会話をいくつもしたはずだが、記憶障害のせいでわけがわからず。
その後、素人の主人公が達人技を成功させて最強の敵を見事に玉砕。
どんな組織なのか、その後に組織がどうなったかは分からないが、日常取り戻して物語がおわる。
ここだけは所要時間20分あるかないか。
さくらの木の効果で不思議なことがいろいろ起こるけど、なにそれ?
伏線が回収できてないし、平然と放置している。
後半のぶっとび展開はプレーヤーを置き去り以前に、今までのプレイした苦労をぶち壊す
伏線はいくらでも回収できたはずなのに、何をやってるんだろう
ヒロインのエピソードに力をいれすぎてそちらに手が回らなくなった感じ
ヒロインの個別の話はよくできているんですよ
イメチェンして頑張ったり、男装を隠し通そうとする話は良くできているんです・・・
郁子ルートはシナリオに強引さが目立つけど、基本的に他の4人のルートは問題が無いんです。ボリュームは十分ですしね
いろいろ詰めこめすぎて手が回らなくなったというのは、まさにその通りかと。
終盤が不完全なのに平然と販売していることに怒りを覚えるが
決して手抜きというわけではない
誰が悪いというより、メーカーの非力さの表れなんだろう
完全版だったら80点中盤~後半を与えてたよ。