三部作全体で評価。最後の一枚絵を見ると色々とこみあげてくるものがありました。
1作目にバックログ時の音声再生機能が無かったり、2・3作目はやたらとディスク読み込みが入ったりとシステム面で少し使いづらさがあります。
またアニメーションが随所に入りますがCGや立ち絵とかなり絵柄が異なるので少し気になります。
シナリオは平凡・・・と言えますが、それに負けない演出がいいですね。
話の軸自体はどのヒロインも同じなのにそれぞれ違った展開を見せてくれるので飽きずにプレー出来ました。
三部作ゆえの試みなのでしょうが、ヒロインによっては一作目では主人公を男として意識することなく手を繋ぐだけで終わってしまったりするのは良い意味で驚きです。
どのヒロインルートでも信頼から恋愛、愛情へと至る過程が三作かけてしっかり描かれてます。
二作目・三作目は最初にヒロインを選択するところから入るので個別√がかなり長い。
一人のヒロインと苦難を乗り越え、絆を深めていくという展開がツボにはまりました。
惜しむらくはこうした作品がこの先出てくれる可能性がほとんど無いことですね・・・