ネタバレ
シナリオ(プレイ中)「面白さ・感動・世界観・独創性・没入度・幸福度・笑いのセンス・表現」 35 /35
牢獄、上層などのように、段々と世界が広がっていくような面白さ、残酷な真実、視点が切り替わったりなどの工夫などが面白く、常に後が気になりすぎて没頭してしまった。これにハマりすぎて高校の頃テストの順位が落ちたのを覚えている。特にリシアあたりの話は何回見ても面白い。空想ファンタジー物でここまで共感できるゲームはない。プレイ後の結末では放心して3時間ぐらい固まっていた。
シナリオ(プレイ後)「余韻・記憶の残りやすさ・考察のしがい・テーマ性・もう一回やりたいか・依存度」 25 /25
このゲームの最大のテーマである、「1人の少女を救うかまたは世界を救うか」のジレンマがかなり考えさせられる。カイム自身は初め娼館で駆け落ちした人間を取り締まる側の人間で、駆け落ちに対して馬鹿にしている様子が見られるが、後半になってくるとティアの人間性に惹かれていき最終的には「ティアを救うか」「世界を救うか」の2択を突きつけられる。そこで葛藤しているカイムに対してジークが言ったセリフ「お前は足を失ったのか?」はすごい印象的。そこで最終決断をするカイムもすごいかっこいい
キャラ・絵・名言・哲学 20/20
エリスの他人に依存していないと生きていけない性格
イレーヌの聖女としての苦悩
フィオネの正義に真っ直ぐな性格
ティアの常に前向きに生きようとする性格
など描写が丁寧で共感しやすい
俺はルキウスとカイムとエリスが好き
曲・BGM ・演出 20/20
バトルシーンで流れる不安を煽るBGM、オープニング曲、エンディングといい全体的に神聖な雰囲気を出すのが上手く没入してしまった。王城や教会のbgmも見事