期待ほどではなかった。でも買って後悔はしていない。
ジンキの原作好きのレビューです。
そのため原作との比較を多々行っていますがご容赦ください。
ここが満足
・中途半端になっていた原作の補完
原作でのジンキは、キョムとの戦いが途中で終わっています。
セシルなど設定が明らかになっていない人物もいたのでその辺り明らかにしてくれたのは実に嬉しいです。
・青葉、他ジンキの重要キャラ総出演
出番があるかないか微妙だった青葉だけでなく、
最後にはダビングなども出た時は嬉しかったですね。
まぁチョイ役同然でしたが。
・Hシーン
これがなければ18禁化した意味がありませんが、予想よりもエロに力が入ってました。
原作ではHシーンなんてまず見れませんが(一部除く)、
18禁化したことでファンが見たかった凌辱シーンなども見られます。
数はヒロイン1人に2つで10あれば良い方だと思っていたけどまさか30近くあるとは。
ただ通常ルートでも凌辱回避不可なのはどうかと思います。
ここが不満
・序盤、中盤の流れ
序盤、中盤の流れはほぼ原作と同じ。
これならわざわざ何時間もかけて進めるよりも、
原作読んで戦闘などの共通部分はスキップ、
オリジナルの部分だけ見た方が良かったかもしれないです。
・中盤までの主人公について
中盤まではほとんどが両兵の見せ場を主人公に変えただけでした。
なので終盤に入るまで原作の主人公だった両兵からわざわざ新しい主人公に変更した理由がわかりません。
両兵にしても原作で主人公だったためかかなりあからさまに持ち上げられてるのでかなり浮いて見えます。
・CGについて
このゲームの売りの一つであるはずなのに明らかに戦闘でのCG枚数が少ないです。
これだけ少ないと戯画の演出でもロボットバトルとして成り立ってません。
同じ戯画のロボットものでもBALDR SKYと違って戦闘を文章だけで進めているので、
間にもっとCGを挟んでくれないと何やってるのかわかりずらくいまいち緊迫感が伝わりません。
総評
原作補完、青葉登場、Hシーンと期待していた部分は積んでいた反面、
ジンキのロボットアクションは再現しきれていなかったですね。
取りあえず原作のJINKI-新説-を含む青葉編は必読。
読んでないとテーブルダストやダビング辺りの話が理解しきれないでしょう。