基本的には前作と何一つ変わらず
というわけで、前作からヒロインを入れ替えただけ、といっても問題ないくらいの感じでした。
(シナリオ)60点
女の子の友達は多いけど、特定の恋仲の女の子はいないという主人公
年頃男子の普通以上に性欲が強い彼は、気になる女の子3人を決め、
彼女たちと性的関係になるのを目指すのだった。
と、これだけ書けば前作と何にも変わっていないことが分かると思います。
そう、ベースの部分は同じなのです。
でも、本作で変わった部分が2つあります。
誰とも結ばれないバットエンドが出来たことと、結ばれるけど妊娠しないエンドが出来たことです。
前者は、ユキとカオルの初エッチで、外出しの約束をやぶり中だしした場合に発生し、
「信じてたのに裏切られた」と完全に嫌われ、その後塞ぎこんでしまい暗いまま学生生活を終えてしまいます。
そして後者は3人共にあり、一切エッチにおいて中出しを選択しなかった場合に発生し、
性欲だけじゃない本物の恋愛感情に気付いた主人公が、
「俺は心から彼女が好きだからセックスできなくても大丈夫。孕ませるのはまたしかるべきときにやればいいさ」
という風に考えを改めて終わります。
当然、作品のメインテーマからは外れてくるのでそこまで長い展開ではありませんが、
想いを通じ合わせて主人公が更生?していく様は見ものです。
ぜひ今度はこの感じの純愛ゲーにもチャレンジしてほしいものです。
(ヒロイン)70点
またキャラの濃い3人です。
クラスメイトでありながら、自分の世界にこもってしまって話しかけても会話にならない寡黙少女
同じくクラスメイトで、女子にばかり人気が高いが本人はもっと女の子らしくありたいと願うスポーツ少女
そして、主人公を慕ってきており、体型にコンプレックスを持っている後輩
この3人が攻略ヒロインです。
いずれもキャラが濃いため、主人公が彼女らと関係を持つのも一苦労という感じです。
特に寡黙少女のユキは毒舌キャラでもあるため、関係を持っても、付き合い始めても
一向にデレてくれません。
そのままクールな状態でエンディングまで行ってしまうので、惚れてるやら惚れてないやらいまいちよくわからない状態ですが、
一応本人たちはそれで納得してる感じですね。
(エロシーン)60点
基本的には前作と何一つ変わってませんが、1点だけ
ハーレムを含めたすべてのエンドを見た後、前回同様おまけを選択すると、
前作ではヒロインたちとその娘、だけだったのが、今作ではさらにヒロインたちの母親まで加わり、
9人同時を孕ませてしまっています。
ですが彼女らは会話に参加するだけで、いてもいなくても同じなのは前回同様。
ここの改善はしてほしかったところですね。
というわけで、基本的には前作を踏襲した作品でした。