相変わらずのハチャメチャっぷり
ですねぇ・・・
ソフトハウスシールは、このくらい無茶苦茶であってこそ、とも言えますが。
（シナリオ）６５点
今回は、
「おじいちゃんが勝手に父親と教え子の婚姻届を出してしまい、生徒と親子関係になったと思えば、
その父親が旅先で急死し、その生徒と二人暮らしになっちゃった！」
という出だしです。
なんつーか、過去に類のないハチャメチャっぷりですね。
基本的には、その生徒優奈が主人公に対しママとして頑張れるよう奮闘する、というものです。
といっても家事とかそんなのではなく、主に性的方面で。
当然、もともとは教師と教え子の関係なのですから、その関係をばれないようにと主人公は常に冷や汗をかき続けています。
また、主人公、ヒロインとも母親がいない設定なので、エロ本を頼りにしているというまた最高の無茶苦茶っぷりです。
エピローグは、この優奈のエンドが２つ、それに主人公の同僚教師のルートの３つに分かれます。
２ヒロイン３エンドなら、この値段ならまぁまぁでしょう。
ただ、ずいぶん波乱を避けたなって印象です。
一つくらいは、その関係がばれてさあ大変（ただし重すぎない）というシナリオがあってもよかったでしょう。
（ヒロイン）７０点
ヒロインは２人、義母女子校生優奈と同僚の熱血先生の美羽の２人です。
優奈は、家はもちろん学校でも母親として接しようとして常にヒヤヒヤと言った感じですが、生徒としては学級委員もやっている優等生。
というか、いいところのお嬢様なんですね。
おまけに母親のいない生活を送ってきたので、母親というものがどういうものなのか分らない。
結果として、書籍などの資料に依存してしまう。
設定だけみると重くなるはずなのに、そうならないのはひとえにシナリオのノリのおかげでしょう。
また中終盤にかけ恋愛感情を意識してくる描写もあり、
最後には、「親子」じゃなく「夫婦」になろう。などという描写もあって良しです。
一方、そんな主人公と優奈の不自然な関係をすぐかぎつけたのは同僚教師の美羽で、
飲みと称して相談につきあってくれるなどいい先輩として描かれています。
で、そんな彼女も実は主人公に惚れていて・・・
という、ありきたりな設定ですがそれも悪くないでしょう。
（エロシーン）７５点
一線を越えるまでは引き気味でおどおどしている主人公ですが、越えてしまってからは急に積極的になります。
「教師と生徒の関係だから」あるいは「酒の勢いでそんなことしちゃダメです」
などと言っているのにヒロイン側が積極的なんで、最初は襲われる格好でスタートします。
が、一回やってしまえばもうそんなことを関係なしでそのまま主人公は受け入れていきます。
主人公側から迫るってことは少ないですが、最初ほど及び腰にはなっていません。
優奈とのシーンで行内でやることに慎重になっている程度ですかね。
アニメについては、各１回づつでちょっと少なかったように思えます。
せっかくなのですから、もう少しアニメを入れてもよかったかもしれませんね。
ということで、総じていつも通りのソフトハウスシールと言った感じですかね。
女子校生好きなら買いでしょう。