バカゲーの真骨頂
といった感じがしますね。
まずあらかじめ言っておきますが、本作は凌辱ゲーではございません。
タイトルからすると一見そんな感じに見えますが、実際はそんな要素はありません。
(シナリオ)50点
卒業試験と称して無人島に連れてこられた主人公、達成すべきは同じく連れてこられた幼馴染3人とのエッチだった!?
ってわけで、無人島でヒロイン3人とエッチするのが主体のゲームとなります。
これは「中出し鬼」というゲームで、主人公が鬼、ヒロインが逃げる側で、
捕まえたらその場でエッチ出来る、といったものになっています。
なんともソフトハウスシールらしいバカゲーといった感じでしょうか。
ただ、面倒なのが、鬼ごっこの場面のカードめくりゲーム
スタートから順にめくっていってヒロインを見つける、といったものなのですが、トラップが多すぎて思うように進めません。
その為、最初はヒロインのもとにたどり着けないまま終わってしまう、ということも起こりえるでしょう。
この場面、要改善の余地あり、といった感じですね。
また、個別エンドがないのも大減点です。
せっかくあれだけキャラが引き立っているのに、あるのはゲームに勝った場合と負けた場合の2種類のエンドだけ
主人公、ヒロインとも感情を表す場面を多数配置した割に、何とも拍子抜けなエンドとなっています。
作中で「妊娠させたら罰ゲーム」などという描写もありましたがそれもスルー
自分でまいた伏線くらい回収しろよと言いたいですね。
(ヒロイン)70点
基本的に全員主人公大好きな状態で、よつば以外はそれを表せないツンデレタイプとなっています。
ゲームでありますので、シーンの際は「やめなさいよ!」という口ぶりで話すものの、本気で嫌がってるようにはどう見ても見えません。
また、ゲーム開始直後「みんな処女&童貞だとなんだから、練習しておこう」などと提案したり、シーンの最中思わず「好き」と口にしたのに「気の迷いだから忘れなさい」などと照れ隠しをしてみたり・・・
随所随所で本当は主人公が好きなんだと読み取れる描写ばかりでした。
(エロシーン)65点
ソフトハウスシールですので、ここは結構本気モードです
主人公優位のシーン、ヒロイン優位のシーンと大きく分けて2種類あるほか、
そのシチュも服装も様々と、抜きゲーとしては合格点と言えましょう。
また、アニメーションも今回は納得いく使い方をされており、結構いい感じに仕上がっていますね。
というわけで、今回はシナリオが大きく響きましたね。
キャラはいいので、もう少し掘り下げて作り直してほしいなと思いました。