バカゲーの中に純愛あり
という感じでしょうかね~
きっかけは馬鹿げたことでも、最終的には純愛になる。
それを垣間見た1本でした。
(シナリオ)70点
生徒会長をつとめる主人公のもとに届けられた1通の手紙。
それが、本作のメインの祭りのきっかけです。
「恋人と深く結ばれるのにはどうすればいいですか」そんな悩み相談を生徒会に持ってくるほうも馬鹿げていますが、
その解決法で学校公認性行為祭りを開こうというのもまたぶっ飛んだ発想ですね。
で、始まった中だしフェスティバル。
その過程の中で、生徒会メンバーのヒロインたちとの絆を深めていき、
ルートに入ったヒロインが最終日に告白してきてエンドと、そういう流れになります。
抜きゲーゆえに関係はエッチ先行ではありますが、
ここだけを見れば普通の純愛ゲーに見えなくもないってのがまた何とも。
各ヒロインともエピローグがありますが、エロシーン付きになっている、というのは、
シールではいつものことですので気にしないでおきましょう。
あと、あるルートで衝撃の事実が発覚します。
まさかあのヒロインがあんなだったなんて・・・と思えますが、
冷静にシナリオを読めば薄々感づけるようなことなので、大したことではないですね。
(ヒロイン)80点
まぁありきたりといえばありきたりですね。
主人公のノリに同調することも多い、能天気だけど締めるときは締める先輩
あきれ返りつつも、しっかり指揮をとってくれるツンデレな同級生
普段無口で何を考えてるかいまいちわからない、でも仕事だけはしっかりとこなす後輩
この3人の生徒会メンバーに、なぜか主人公にべったりの非生徒会員な同級生を入れた4人がエンド持ちヒロインです。
いつもなら、このべったりな同級生はエンドなしの行きずりエロ要因になるところでしょうが、
まぁこれだけストーリーに絡んできていれば、エンドを設けるのが正解でしょうね。
この生徒会の日常も見てみたい気がします。
(エロシーン)70点
最後の2回を除いて、すべて祭りの中の演目の一つとしてのエッチになります。
どれも独特なものばかりで、見ていてエロさより面白さのほうが出ています。
しかしながら、一部を除き道具等の使用は別段なく、特殊なシチュエーションではあるもののそこまで変な感じはしませんし、
最後には普通のエッチもあるので、使い物にならんというわけではないですね。
以前別の作品で「安易に道具に頼りすぎ」と言いましたが、今作ではそれはなくなってましたね。
というわけで、設定はぶっ飛んでいるものの、中身はそこまで変ではないかなという感じでした。