ベタボレなお転婆お姉さん
エミリアという人物をもっとも端的に示すのはこの言葉でしょう。
(シナリオ)70点
設定から容易にシナリオが想像できますが、そこもNornの良さという感じでしょう。
イリーナ編でも行っていましたがエミリアの仕事は街の見回りと警備ということで、
城下町に出れば町の人たちに声をかけられまくります。
というわけで城の中ではエミリアとラブラブ子作り、城の外では庶民との交流という日常を繰り返すことになりますが、
発展とともに増える犯罪に手を焼くこととなります。
優一は、エミリアの勇猛さに感心しつつも危険なことに首を突っ込むことに疑問を呈し、
「警察組織がないから仕方がない」というエミリアの説明にも納得しきれません。
エミリアが一人で見回りにでかけたときは、なかなか帰ってこないことに「事件にでも巻き込まれたのでは?」と心配し、
実際拳銃が頭を掠って髪の毛が飛び散るに至っても大丈夫とタカをくくるエミリアに、ついに優一は激怒します。
確かにエミリアのカッコよさは好きだけど、でも死んだら元も子もないんだから危ないことはなし。
警察組織を作るなり、エミリア一人で頑張らなくてもやり方はあると諭し、自警団設立への道筋を立てます。
エミリアとの仲直りと状況の改善、この両方を一度にやることで、シリアスを長引かせない。
いかにもNornらしいシナリオだったと思いますね。
(ヒロイン)80点
エミリアのお転婆さが終始目立ちます。
プロポーズを受けて夫婦として暮らし始めた後、すぐベットに誘い、
躊躇する主人公に上から被さる形で強引に初めてを奪ったり(もちろんエミリアも初なのですが)
プールに行けば、勝負しようと準備運動もそこそこにプールに飛び込んだり、
もちろん先述の警備隊の件でもお転婆極まりない動きをしています。
このお転婆さは妊娠しても変わらず、身重の体にもかかわらず警備隊として出動して優一にこっぴどく叱られたり、
それにもかかわらず「優一が止めたから消化不良だ」とHにもつれこんだり、
最初から最後までお転婆なヒロインでした。
(エロシーン)70点
イリーナ以上に、エミリア主導のシーンが多いです。
根がお転婆娘のためエッチ中もその状態は変わらず、主人公のほうが先に参ってしまうこともしばしば。
「子作り」という目的があるとはいえ、これでは優一が干からびてしまいかねませんね。
あと彼女の場合、普段着がすでに水着のような状態ですので、日常シーンとエロシーンの衣装に大差がないのが少し残念です。
せっかく料理が出来るという家庭的な面を持っているのですから、裸エプロンを入れるとか、
そういう工夫は出来たように思えます。
というわけで、お転婆ヒロインに引っ張られていきたい方はどうぞ。