あまあまお姉さんとのラブラブ生活
このメインテーマを貫いてくれました。
(シナリオ)80点
テンプレ通りですがそれでいいのです。
都心の大学に通う主人公が実家の神社に帰省すると、そこで神主である祖父から、
「最近神社におかしな気が回って神様が異変をきたしているので、女神に子供を宿して改善してほしい」と告げられる。
その女神の中には、昔ずっと一緒に遊んでいた幼馴染のお姉さんである幽孤も含まれており、主人公は驚くも彼女を選び、
数年ぶりの同棲生活が始まるのだった。
というnornのテンプレですが、それでいいのですよnornは。
マンネリのきらいはあるとはいえ、安定してラブラブゲーを供給し続けてくれるブランドですからね。
今回の一山は、幽孤が主人公と結ばれるのを、「自分は神様だから」と躊躇するシーンです。
この同棲生活はあくまでも子供を宿すのが目的だと、子供が宿ったらお別れを匂わせて社へ引きこもってしまいます。
が、その気持ちはすでに祖父にはばれており、主人公に社に行くよう誘導してきます。
そのあと主人公が真剣に思いを伝え、数年後二人で街に行って幸せに暮らすエンディングになっていきますね。
が、この山、今作の場合必要性があったのかと疑問に思います。
最初から本物の夫婦のごとくラブラブだったのですから、子供が出来ればそれを喜び、
何の山もなく正式に籍を入れてハッピーエンド、でもよかったのではないでしょうかという気はしますね。
(ヒロイン)90点
これは評価高いですよ。
数千年の時を生きた神様ですがその姿は尻尾以外は若い女性そのもの。
なおかつ、幼いころから主人公を見てきていて、主人公を想い続けている。
お互いがお互いを「自分は想っているけど相手は姉弟としか見てないんだろうな」と思いこんでいたという誤解こそありますが、
これはいいお姉さん系ヒロインですね。
それでいて、家事、特に料理は点でダメということで、完璧超人ではない。
これが却って主人公に劣等感を持たせずに、より親密感を出す結果になっている気がしますね。
(エロシーン)80点
妊娠して悪い気を振りはらわねばという目的こそあるものの、旧知の中でしかもお互い満更でもないため、
すでに本物の夫婦と言ってもいいレベルで甘甘なエッチを見せてくれます。
前後のぴロートークも含めて、もう完全に夫婦って感じですね。
そして、主目的は妊娠にあるため、もちろん最初から中だし志願の会話が続きます。
もちろん気持ちを通じ合わせなおした後は、一人の女性として「好きな人の子を宿せたのがうれしい」という感じになります。
そしてボテエッチもちゃんと入ってて、子供に嫉妬した主人公に、子供が寝た今なら大丈夫と、
幽孤さんが思いっきり甘えさせてくれるのもつぼですね。
ってことで、王道ながら確実に好印象な作品でした。