いつもより内容が薄い感じ
いつもより内容が薄い気が そんな感じがしますね。
（シナリオ）５０点
今回のテーマは、「教師と生徒の禁断の関係」
教育実習中に一人浮いていたヒロイン、麻里奈に声をかけた主人公は、
それをきっかけに仲良くなり、麻里奈の後押しもしたこともきっかけになって交際を始めます。
そして正式な教師として主人公の学園に戻ってきた麻里奈だったが、ある日実家に呼び出される。
主人公と離れたくない麻里奈は、主人公と将来を誓い合い、これまで以上に想いを通じ合わせるのだった。
という風に、序盤ですでに気持ちを通じ合わせていきます。
学校ではお堅い教師として、家では主人公の恋人としての日常生活を描く中で、
だんだんエッチな事への許容を広げて行く様子が描かれています。
そして今回の転換点は、麻里奈の妹への関係ばれ。
主人公に姉と別れるよう強く迫り、それを知った麻里奈が実家に話をつけに行く展開になります。
で、すべてが認められ最後は結婚式で終わりと言う展開なんですが、
その麻里奈の実家での出来事を全部すっ飛ばしているので、物足りなさが残ってしまいます。
そこが少し勿体なかったですね。
そこを描いておけば、その後の麻里奈の退職前の学校でのシーンや、
エピローグの結婚式のシーンがさらに引き立ったでしょうから。
（ヒロイン）６０点
教師と言う立場と実家との関係、さらに主人公との関係に翻弄されながらも、
しっかりと自分を持とうとする芯の強さが描かれています。
学校で厳しくし過ぎたときの主人公の気づかいに感謝しながら、
それでも授業をきちんと聞いていないことには苦言を呈す。
「私の手で落第の引導は渡したくない」というセリフが最たるもので、
主人公の恋人としては進級させてあげたいが、教師という立場に立てばずるは出来ない。
だからなんとかして主人公に勉強をさせたいという苦悩があったり。
一方で実家との関係との立場に立てば、
主人公との禁断の関係が明るみに出れば家の名前にも泥が付くが、
それでも主人公と別れることは出来ない。
だから、別々の学校へと言う条件を飲んででも、両親を説得する。
主人公より年上で大人であるという設定を活かした書き方でしょう。
もちろん、二人きりの時はデレにデレて、
主人公の無茶な求めにも応じる様もちゃんと描かれています。
（エロシーン）５０点
うーん・・・
使えないことはないが、最高に物足りないですね。
堅物ヒロインの設定の作品に総じて言えることですが、とにかく特殊プレイが出てこない。
道具の使用どころかコスプレ、変わった体位すらも出てこず。
せいぜい裸エプロンがあった程度と言う。
ヒロインの設定上しょうがないとは思いますが、抜きゲーとしては不十分ですね。
というわけで、色々と物足りなさが残った作品でした。