やっぱり、りんねは最高。
冬頃開始してやっと5月下旬に終了。
基本的に幸ルートが本編であり、あとは前作からのアフターストーリーで短めなわけですが・・・
肝心の幸ルートが雪々ルートと同じ感じでなんか延々とダラダラ「ほら感動だぞ~」というのを見せつけられているようで読み進めるのが結構苦痛だった。
何というか前作からこのFDまで含めて、激動というか心の底からわき上がるような感動っていうのは実際のところコロナルートの帰還トンデモシーンだけで、あとは肝心の本編である雪々と幸ルートが押しつけ気味の綺麗だろ~感動だろ~すごいだろ~って言う感じの演出と構成で、投げ出す寸前だったのが正直なところ。
もっと短くすっぱり凝縮してくれたら良かったのになと思います。うす~~~~~く引き延ばした感動劇は飽きちゃいます。
不満だけかというとそうでもなくて主題は良く出来ており、美しく、良い作品なのだけどね・・・。
あと、星に関してこだわりを持っているスタッフとブランドなのだから、春夏の夕刻から夜半前までのシーンでオリオン座が上っているという矛盾(秋から冬じゃないと辻褄が合わない)は勿体ない。1枚絵をちょっと追加するだけなのに。さもなくば実在の星座配列と違うランダムなものでも見せておけば良いのにね。
星を題材にしたもの、雪など天候・自然を主題としたものというのはとても好きなので拘るところはもうちょい拘ってもらって今後も良いものを出して欲しいと思います。
とりあえず、りんねCV卯衣さんの最高なボイスと、山本美繭子さんの最高なボーカルを堪能出来ました。