綺麗な作品で感動した。天文描写がかなりリアルでよく調べてある。ワムソフトのシステムなので操作系や演出もクオリティが１段上で快適。
トゥインクのルートだけ別格の出来。いっそ他のヒロインを先に攻略としてグランドルートとして最後に用意されていても良かったのかもしれない。
作中、部屋に飾ってある天体写真で見たことのある構図がちらほらあったが大丈夫だろうか？ 天体写真の模写に関してクレームは多分つかないとは思うが。ヘールボップ彗星は自分も毎週撮りに行っていたくらいなので壁の写真に見つけたときは凄く嬉しかった。シンクロニックバンドまで描かれていて、スタッフに識者がいたのかそれとも参考資料が秀逸だったのか・・・いずれにせよ違った意味で感動する事の多い作品だった。天文を主題にした作品が多いが１～２を争うほどのマニアックなクオリティだと思う。（星空のメモリアも驚く描写が多かったが本作の方が１枚上手） ロケットの打ち上げ関連では、クドわふた～もなかなか突っ込んだ内容だったが、あちらのほうがSFを排除した写実描写だったので上かな？
作中モブにおたマ！のあめりSDが出てきたときは吹いた。