とりあえず、ミニゲームはノーマルクリアのみ。⇒楽しむことはできました。
【総評】
ヒロインとのいちゃラブがメインにあるのかと思いきや、そういうわけではなく、どちらかというと
『可能性』を利用したIFの話。アフターもあるけど。それぞれフルボイスで1~2時間くらい。シ
ナリオによってまちまちでわりと差がある。あわせて10~11時間で終わる。
ミニゲームは、ダンジョン探索型RPG。アイテム、魔物合成とミニゲームにしてはなかなか凝って
いる。ハードは未攻略。ノーマルクリアでCGは埋まる。
以上、少しもの足りない感じ。時間は20時間ぐらいかかったものの、ADVパートは半分くらいだし、
中身もあまりない。人数が多いゆえの弊害かも。。。
以下、攻略順に。
シナリオロックがかかっているため、最初はルチア、ちはや、小鳥。それから朱音、静流。最後に篝。
ミニシナリオ後にミニゲーム。
【ルチア】
まさかの新キャラ登場。短い話の中では頑張った感じか。
しかし、感情移入しきれないままに大袈裟な盛り上がりを見せるため、痛々しい感じ。
【ちはや】
ちはや(とオカ研、咲夜)との掛け合い中心に話が進み、ちはやと幸せに過ごしました。となるかと思
いきや、最後は咲夜との別れで締め。ちはやと咲夜の話を両方入れようとして、中途半端になった感
じがする。構成的に一番受け入れられない。
【小鳥】
小鳥と付き合い、結婚するまでの話。恋愛話として、FDに求めていたまさにそのもの。小鳥とコン
トをやるノリで進む展開は非常によい。
【静流】
何かはじけすぎだ。
おっぱいワールドにするとは思わなかったよ。。。
しかも設定があまり生きてない。。。ちぐはぐ感がなんとも。
【朱音】
平和に会長とオカ研で活動できたらって話。面白くないわけではないが、盛り上がらない。
一時の夢の物語。コンセプトはグッド。
【篝】
終わらない収穫祭。楽園であって、逃避の世界でもある。篝が人の感情でもって、直接観測しに来た
『可能性』。
篝ちゃんの言動が面白いのでよかった。
【リライトクエスト】
ノーマルとハード。
システムはおまけとしては十分な出来。キャラがしゃべったり、技もほどよい量。アイテムや魔物の
合成もあってそれなりに楽しめる。ゲームバランスも悪くない。
シナリオも中身はともかく、キャラの掛け合いは楽しいので、だるくならない。二週目以降は知りま
せんが。
総じて、RPGがよほど苦手な人でなければ楽しめると思う。
リライトクエストは別として、
小鳥
篝
静流
朱音
ルチア
ちはや
の順によかった。
あくまで相対的に。
実際のところ、全体的にイマイチぱっとしなかった。
【システム】
本編と同じ。特に使いにくいことはない。
ムービーの音量調整が相変わらず、うまくいかない。ビジュアルアーツのエンジンはいつも相性が悪い。。。
【音楽】
悪くはない。が、印象には残らず。本編から引き続き使われてるのは、さておき。
主題歌はやっぱりイマイチ。エンディングが思ったより良かったかな。
NanosizeMirは編曲がかっこいいと思う。ストリングスの入れ方がかなりいい。本編の『闇の彼方へ』
もかなり好き。今後も期待。
~最後に~
本編はかなり力が入っていたものの、FDは大幅にダウンした印象。やはり過去作と比べると毛色が違
ったからか、少し不評だったせいか。個人的には、クラナドやリトバスよりもRewriteの方が好きなんだ
けど。Keyにはこれからもしっかりとした作品を作っていってほしいものです。
箱はかなり立派でした。でかい。