第二部に前作くらい力を入れていれば…
この作品の一番面白いところは、不老不死が一般化しているという点である。
周りがほとんど不老不死で、長くても100年とそこらで死ぬ自分が少数派であれば、普通の長さの人生を送るのは確かに怖い。
ヒロインと主人公が不老不死の存在と普通の人間、というストーリーは他にいくらでもあるが、残される怖さではなく、先に逝く恐ろしさを感じた作品は初めてだった。
心残りな点は、第二部でさくらがここまで何を思ったかを描いていたのは良かったのだが、実際にどう行動したのかを見せて欲しかった。
そこの出来次第ではもう少し評価が変わっていたと思うと残念である。
お気に入り
キャラ:美羽、瀬利華
曲:サガエオリジナル、ちる花ひらり、やまない雨