抜きゲーとして評価。前作での濱田麻里さんに変わり、『伊藤さんと』で表情豊かな絵が印象的だった羽仁倉雲さんがCGを担当。前作のシュール系キモオタ集団が織りなすマジキチ展開と、ボケにボケを重ねるカブセ路線をそのまま活かしつつ、前作よりもエロさが若干補強されている印象。何がなんでもスク水セーラ服+電車に持っていく強引さが作品のマジキチぶりに拍車をかけている。感想書いてまで伝えたい事があまり無いところまで前作同様。CG10種・シーン9種。この出来でこの値段なら悪くないです。
<絵>20/30点、<設定>20/30点、<キャラクタ性>0/20点、<システム>0/10点、<クリア後>0/10点
(*他の低価格製品同様に、低価格だからという事での加点はせずに評価しています)
<絵>・・・絵の巧拙を言えば、10中8・9の人が前作に軍配を上げるだろうがエロさで言えば断然本作を推したい。
『伊藤さんと』でもみられた羽仁倉雲さんの描く豊かな表情と可愛い泣き顔は健在。
キチガイ&キモオタ集団という唾棄すべき輩がうら若い女の子を汚していくというシチュにもかかわらず、
CGには汚い男共はほとんど描かれておらず、この点は凡作と言わざるを得ない。
<設>・・・宇宙人の捕獲と称して気に入った女の子を組み伏せ、自白剤と称して精液を注入するという、
誰が聞いても理解できないマジキチ展開は前作同様。
泣き顔が増える等、陵辱感が前作比増なのは嬉しいところ。
<キャ>・・・声の演技が棒過ぎるのも前作同様。
<シス>・・・クリックで音声が止まらないのは良いが、文章の表示スピードが遅すぎるのと、
Q.SAVEしてもタイトルからQ.LOADできないなど気の利いていない点が多々あり。
また音量もバランスが悪く、BGMに比べ音声が小さいので調整が面倒くさい。
それから前作では一切なかったツッコミが追加されています。わざわざカットイン演出で。
力を入れるべきところはソコじゃないだろうに・・・。