これぞ陵辱ゲーという作品。出来は良い方。
SAGA PLANETSから発売されたものでは現時点で最新の陵辱ゲーです。
以前同ブランドからリリースされた「罪と罰」と比較するとあらゆる面でレベルアップしている印象を受けます。
主人公が（美麻ルート以外で）最初から最後まで徹底して鬼畜なさまや、ヒロインが（一部を除いて）中々堕ちないさまは見事です。
ヒロインは２２人いますが、３，４回しか出番のないキャラクターも多くどこからどこまでがメインヒロインといえるのかが曖昧です。
ゲーム内の「鬼医者モード」（シナリオ回想のようなものです）では１１人がサブルート扱いになっています。
エンドは美麻、美加、院内ハーレム、未緒、メイドの５本あります。
当方初回版でプレイしましたがwin7(64bit)で動作しました。
システムも音声読み返し機能がない以外は問題ありません。セーブスロットは２５５箇所。
以下シナリオに触れます。
シナリオは病院エンドとそれ以外（山科家）に大別されます。
５日目の美麻が倒れるイベントまでにどう選択肢を選んだかに影響されるもようです。
このイベントで山科家の家族に見放されると花帆、ちひろ、梨華、美咲が絡む病院ルートになります。
メイドエンドは志乃と２人セットになっていると考えていいでしょう。
美麻以外の４エンドはバットエンドのような形で幕を閉じますが、美麻エンドだけハッピーエンドになっています。
主人公の行動や意思も他のルートとは大きく異なり、一応調教らしきことはしていますが他のキャラクターと比べるとお遊び程度に温いです。
個人的には１人のキャラクターにつきハッピーエンドとバットエンドを用意していただければ嬉しかったかなと。
絵は違和感を感じることもありましたが概ね次第点かなと。
シーン回想は５９です。
RaSeNの傷モノの学園やエ口研究所ほどではありませんが地の文が多少多めかなという印象を受けました。
尺は普通ですが冒頭にも書いたとおりメインのキャラクターは中々堕ちませんので陵辱ゲーとして見た際は合格点だと思います。
花帆とちひろはゲーム開始時点で既に開発済みです。
声優は普通かと。もう少しレベルを上げてもらいたかったです。
音楽は主題歌１曲にBGM１１曲です。
主題歌「Endless sorrow」はゲームをやったことがない人にも広く聴いてもらいたい良曲です。
歌っているのはMASAMIさん改め現・飛蘭さんですが、マニュアルのスタッフコメント欄を見ると初めてのゲーム主題歌だったもようです。
BGMもそれなりの出来です。
Hシーンに流れるBGMが格好良かったのは何ででしょうか。