赤スクリーンと緊張溢れる"あっぷりけ"の作品
ここ最近のあっぷりけでは見られなかった、シンセミアやコンチェルトに近い血と伝記の物語です。
従来よりもさらに赤色シーンが多いので、耐えられない方にはオススメできませんね……。
とりあえず始めると、最悪のバッドエンドから始まって、だんだんとそれを分岐して行く形式です。
ミドルプライスとは思えない緊張感とクリア後の開放感。どのルートにも伏線が散らばっているので、1回やってよくわからなくてももう一度やったらルートの意味が見えたりします。まさか主人公(男)が悪堕ちするとは思っていなかった……。
各ルートに関しては、逃避行するやつが個人的には好きです。絶望の中にも未来を感じさせるストーリー。
できたらこれをフルプライスでいいから、いつものサブストーリーやもう少し救いのあるルートなんかも欲しかったと、色々感じさせてくれるほどでした。
あっぷりけさんにはこれからも頑張って欲しいです。