擬人化系としてはちょっと突き抜けた設定
ものに魂が宿って美少女と化して、主人公のもとにやって来るという流れはよくある擬人化ものというスタイルだが、ありそうでなかったアイデアとして、一人遊び用のアイテムが美少女化するというのは面白い発想。
元のアイテムがアイテムだけに、それぞれのキャラはテクニックもあるし、描写はかなり濃いめ。
日常パートが単なる作業と化しているのが残念なので、そこはむしろもっと単純化してゲーム性自体を完全になくしてしまうほうが良かったかも。
シナリオ展開としてはご都合主義を通り越して内容皆無だが、それは全然気にならない。
この方向で突き抜けてくれたのは、BISHOPブランドにしては珍しいコメディタッチとしても斬新で悪くない。