品の無さを追求する姿勢に脱帽
主人公であるヒロインは即落ちなので精神的な葛藤はほとんどないが、その分、目先の快楽に溺れる様子をできる限り品のない描写で突き詰めている点に好感が持てる。
頭のねじのゆるんでいるとしか思えないヒロインキャラにも味があり、シチュエーションの幅も広い。
音楽がさっぽろももこなため、これも意外とかっこいい音楽がうまくはまっている。
この手のダーク系はさっぽろももこの音楽がよく似合うとあらためて思わせてくれた。
単なるダークではない突き抜けっぷりが見ていてすがすがしい。そういう勢いを楽しみたい人にはお勧め。